近年注目を高めるNocodeツールにおいて、特に人気を誇るBubble。
他のツールと比べて自由度が高いのが特徴で、7月27日には1億ドルもの資金調達を行なったことで話題になりました。このNoCodeメディアをご覧の方なら、一度はその名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
しかし、そんなBubbleでも日本国内でネイティブアプリが作られた事例はほとんどありません。
今回はその稀有な事例としてBubble発のネイティブアプリ「nPitch」をご紹介いたします。
はじめまして!
ピッチャー専用アプリ「nPitch」の運営です。ピッチャー専用アプリだなんてやたらとニッチなサービスを作ったなと思われた方も多いでしょう。そうなんです、低コストで自由な表現を可能にするBubbleは、私たちを躊躇なくニッチな領域に踏み込ませてくれました。
ピッチャー専用アプリ「nPitch」とは?
nPitchとは日本初の投手、および監督・コーチ・保護者のために開発された、投球データ分析・球数管理に特化したアプリのことです。主な機能は下記の通りです。
- 投球数を簡単にカウント・管理し、投げ過ぎによる怪我を防ぎます。
- 投球データから自動的に表やグラフが作成され、配球・球種別のコントロールが一目で分かります。
- 関係者で共有できるため、投手本人の振返り・納得感を持った投球指導に活用できます。
- アプリ内の記事からピッチングに有益な情報を獲得できます。
参考記事:【運動学習】 練習における「量」の重要性
なぜ球数管理が必要か?
実は投手の約60%以上が怪我に悩まされています。(監督に言えないだけで…)
投手の39.6%は肩を怪我しており、なんと半分以上にのぼる59.6%は肘を怪我をしています。
また、怪我を起こす原因の約9割以上は投げ過ぎや連投に起因してます。そして怪我の45%が、「投球数を測らない・投球制限をしない事」に起因、怪我の43.5%が「連日投球(連投)の為」となっています。
そのようななか、アメリカ野球ではMLBが推奨している医学的に正しい投球制限(Pitch Smart)がアマチュア野球界へ導入されており、球数をカウントできるアプリが既に登場しています。
そういった背景もあり、「日本でも球数管理を当たり前にする」ため、そして「大人が怪我する前に投手を守る」ために、nPitchは開発されました。
▼成長期の球数ガイドライン
nPitchがおすすめな人
投球データ分析・球数管理に特化したアプリとはいっても、その用途は使用するユーザーさんによって色々な使い方ができます!
- 少年野球~高校野球~草野球の監督・コーチ
- 選手の投球数管理
- 選手の投球分析や指導に利用
- ピッチャー本人
- 自分の投球分析
- 選手仲間で投球データの共有
- 高校・大学の野球部員
- 対戦校の投手分析
- プロ野球ファン
- 好きな選手の継続的な投球データの追い掛け
おわりに
日本国内ではあまり例のないBubble発のネイティブアプリ「nPitch」をご紹介させていただきました。
野球に携わる方も、Bubbleを通したネイティブアプリ開発に興味がある方も、ぜひ一度「nPitch」をインストールしてみていただければ幸いです。