エンジニア未経験から半年でCTOに!元ニートが考えるbubbleのノーコード戦略

エンジニア未経験から半年でCTOに!元ニートが考えるbubbleのノーコード戦略

こんにちは!

ノーコード専門オンラインサロン「NoCodeCamp」メンバーのケイです。普段は法人化してノーコードの「Bubble」を使ったアプリ開発や開発コンサルティングなどを行っています。

現在はBubbleでの活動を続けたことで、受託開発以外にも

  • NoCodeCamp公認のbubbleエキスパート
  • 合同会社Evlick代表
  • 株式会社ABABA CTO
  • 株式会社QED CTO
  • 「bubble-challenge」日本人初入賞(Bubbleの世界的コンペ)

のような活躍もできるようになりました。

これまで積極的な活動を続けられたのも、就業せずに個人事業主の道を選んだのも「全く新しい分野で0から挑戦してみたい!」という目標があったからです。

この記事を読んでいる方の中には、もしかしたらBubbleやノーコードでこれから事業を起こしたい!と思ってる方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、もともとエンジニアではなかった自分がノーコードを使い始めたときからの実体験やBubble開発での成功や失敗体験を紹介します。

Bubbleに興味がある人、仕事にしたいと考えている方は、最後まで読んでぜひ参考にしてみてください。

ノーコードやBubbleを始めた理由とは

ノーコードやBubbleに出会う以前は、大学卒業後に就職せず個人事業主として輸入や輸出など、全くエンジニアとは程遠いことで収入を立てていました。

そもそも就職しなかった理由が「世の中に自分のサービスを作って届けたい」という思いからだったので、輸出や輸入を行う仕事に全く満足していなかったのです。

プログラミング学習の挫折からノーコードに出会う

ノーコードやBubbleを始める前はプログラミングを学んでいました。

0から何かを作りたくて学習を始めたのですが、Progateを始めたところで見事に挫折。アプリやサービスを作れるイメージが全く湧かずにそのまま気力もなくなります。

しかし知り合いの起業家が彼らのサービスを大きく展開している姿を見ていたとき、ノーコードという存在に辿り着きました。

何かを作りたいという欲求はあったので、情報収集するなかでノーコードスクールというYouTubeチャンネルに出会い、本格的にノーコードを扱い始めます。

GlideからBubbleに乗り換えて初案件獲得

Adobe XDやノーコードスクールの動画の影響で「Glide」というノーコードを触り始めます。簡単な操作でアプリができるのでとても楽しかったのですが、物足りなさも感じました。

Bubbleを見つけたときは自分が求めていたものと思えるくらいに興奮してのめり込みます。これなら自分でもサービスを作れると確信し、その日に今後Bubbleで一本勝負することを決めました。

しかしコネも認知度も経験もなかった当時、どうやって早くスキルを身につけて仕事にしていくかを必死で考えます。そこで、知り合いの起業家インフルエンサーのアプリをBubbleで模倣してTwitterで拡散する方法を」思いついたのです。

狙い通り、そこそこ拡散されたことでツイートを見た人から案件を獲得するまでに至ります。ここまで、Bubbleを触り始めて1週間くらいです。

Bubbleを覚える中で、ただ触るのではなく戦略的にBubbleを扱おうとも考えていました。

Bubble開発のみで〇〇月後に自立できた

Bubbleを触り始めて3ヶ月後には収入が入るようになりました。

それまでは、NoCodeCamp内でのイベントに協力し、NoCodeCampが主催する「NoCodeCamp杯」というノーコード開発の大会で出る賞金が唯一の売上です。

稼げるようになるまでは自分のスキルアップに注力するべきだと考え、とにかくBubbleをひたすらに触ります。

Bubbleの学習時間は1日10時間

Bubbleを触り始めたときの1日の学習時間は10時間程度でした。それまでやっていた物販も全てやめ、動画編集もやめ、Bubbleだけを触る毎日。正直、今でも土日関係なく12時間作業するのが当たり前のような日常です。

スキルを身につけることと同時にTwitterでの影響力と認知も広げていきたかったので、Bubbleを上達させながらかつ、ネタになるようなプロダクトを短期間でいくつも作っていきました。

プログラミングを学習していたときは、今学んでるのが何の役立つのか分からないままレッスンを進める感覚だったので挫折をしたのだと思います。

Bubbleは動かせば動かすほど自分にできることが目に見えて増えていきます。できることが増えると楽しく学習できるので、プログラミング学習よりもノーコードの方が継続しやすいのかもしれません。

分からないところを質問できる環境が重要

ノーコード学習でもっとも助かったのが、分からないところを質問できる環境です。

質問できる環境としては、以下の2つがおすすめだと思います。

  • Bubble公式フォーラムサイト
  • 国内のノーコードコミュニティ

まずBubble公式のフォーラムサイトで質問するのがもっともおすすめです。ただし、全文英語なため英語が苦手な方は和訳ツールが必要でしょう。

NoCodeCampのコミュニティ内で質問できたのもありがたかったです。返信も早く、日本語での質問や回答が日々飛び交っているので知りたい情報を得られる場として効率的な情報収集ができます。

プログラミング学習も同じですが、気軽に質問ができる環境に身を置いておくのはノーコードを触るうえで重要な要素の一つです。

もし質問できる場がまだなければ、NoCodeCampの質問チャンネルでこれまで僕が回答した疑問なども見られるのでおすすめですよ。

Bubble始めて1週間で受けた案件が自然消滅した

戦略的な作戦で、Bubbleを触り始めて1週間で初案件を獲得しました。しかし案件をいただいたまではよかったのですが、結果的に開発は自然消滅。入金もありませんでした。

これまでのBubble開発人生で一番の失敗談と言える出来事です。

動画編集を学習していたときも案件と呼ばれるお仕事はしたことがありませんでした。そのため受注から開発、納品などの仕事の流れ分かっていなかったとが、失敗の大きな原因の一つです。

案件を依頼してきたクライアントさんとは契約書もなく、開発のなかで次々に要件が増え、複雑なシステム開発になっていきます。金額も20万円と、開発内容を考えるとかなりの低単価で案件を引き受けていまい、結局納品はできず入金もありませんでした。

「ノーコードは稼げる」とSNSなどで見かけますが、安易にそのような発信を積極的に行うアカウントを見ると不安になります。自分のような失敗を繰り返す”非エンジニア”が増えるのではないか?と思ってしまうためです。

やはり相談できる知り合いやコミュニティに属しておくと、何かあった時に頼れる環境として身を守る結果にもなります。当時の僕はそれが選択肢にありませんでした。

Bubbleでの開発は工数もかかるため、簡単に安請け合いをしてしまうと失敗につながるため注意が必要です。

Bubbleやノーコードの情報発信が成功するカギになる

コネなし経験なしの元ニートの僕が、ノーコードで成功するために以下のような手順で戦略を考えました。

  1. 唯一の肩書きを求める
  2. そのために行動を起こす
  3. 行動したことを発信する

個人で仕事を取るのであれば、いかに人と違って注目してもらい認知を増やすかなど、ある程度したたかに戦略を練るべきだと考えています。

自分を一言で表現するのが肩書きの役割

肩書きは個人事業主やフリーランスには必要な武器だと思っています。会社員であれば会社名や所属部署が肩書きであり武器です。

新卒で入社したての新人でも「Googleのエンジニア」と言われれば「できる人なのかも」と思われるでしょう。

しかし、個人にはそのような肩書きがありません。しかも肩書きがないと自分が何者なのかも認識されないため、仕事をいただくにも苦労します。

だから唯一の肩書きを求めて行動を起こし、その行動を発信し続けることで自分が何者なのかをアピールするのが必要です。

僕の場合、当初は『bubble特化エンジニア』を自分で名乗っていました。しかし、それも多くの人に真似され始めたのをきっかけに、さらにその先を考えるようになります。

行動と発信の継続で会社のCTOにもなれる

無謀だと思うような行動も続けると、成功につながる可能性があります。

現にBubbleを触り始めて6ヶ月のとき、ノーコードの世界コンペに出場して、日本人初の入賞を果たしました。その結果「世界最大ノーコードコンペで日本人唯一の入賞者」という肩書きを手に入れます。

それからは自己紹介において「世界最大のノーコードコンペで日本人唯一の入賞者」と名乗ることができるようになりました。

他にも、

  • NoCodeCamp公認のBubbleエキスパート
  • 合同会社Evlick 代表
  • 株式会社ABABA CTO(最高技術責任者)

などの自分を何者かを説明する表現が増えていったのは、積極的な行動と発信を続けた結果です。自分で会社も設立し、株式会社のCTOにも任命していただいたこの間は、わずか1年程度しか経っていません。

これからBubbleやノーコードを触る方も、ライバルが増え続ける中で自分はどういったポジションなのかを意識して、行動と発信を継続することをおすすめします。

Bubbleやノーコードで重要なのは「かけ算」を意識する

これからの展望として、Bubble以外のスキルとのかけ算が必要だと考えています

個人的には主に、

  • マネジメントスキル
  • SNSや広告の運用スキル

を身に付けていこうと思います。

マネジメント能力があれば組織化できる

「会社員よりも10倍稼ぐ!」という目標に近づくためにも、マネジメントスキルを身に付けノーコード開発を組織化したいというのが今の考えです。

現在いただいたBubble開発は、全て一人で請け負っています。受託している開発プロジェクトは5つ以上あり、どれも数ヶ月かかるものばかりです。

Bubble開発はとても楽しいですが、土日関係なく12時間以上の作業をしている日常が現状なため、キャパシティを考えて徐々に改善する必要があります。

個人だけでなくチーム化を視野に入れた動きは、Bubbleやノーコードを扱い始めるときから考えておくのも良いでしょう。

個人だと運用スキルを身に付けるべき

Bubble開発のスキルを、より効率的かつ効果的にするにはSNS運用や広告運用などのスキルも必要です。

SNS運用による受託案件の営業を自動化したり、広告運用による開発サービスの売上やコンバージョンの向上などで開発前後の動きも活発化できます。

また、組織化や運用のスキルにより個人の売上増加にもつなげられるでしょう。

個人開発で稼ごうとする方は、まず何かの一点集中でスキルを身に付けてより開発スキルを活かせるためには何が必要なのかを今のうちから考えておくと良いですよ。

まずはBubbleやノーコードを思いっきり楽しもう

Bubble開発をスタートしてからの約1年で得た成功や失敗、意識すべきことなどをお伝えしました。

とはいえ、まずは思いっきり楽しむことが何よりも大切です。僕がプログラミングを継続できなかったように、楽しみがないと人は継続できません。

Bubbleでたくさん遊ぶとそれが学びになり、確実に自分のスキルとして定着していきます。

そして遊んだことをSNSやブログなどで発信すると自分のデジタル資産になりますし、興味を持ってくれた方から声もかけてもらえるようになるでしょう。

もし、自分には合わないとBubbleやノーコードで挫折しても、きっと遊んで楽しんだ分のスキルはどこかで活かされます。自分の楽しいと思うことに夢中になるように、思いっきり楽しみましょう!

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