「面接に落ちたらABABA。」を常識にし、セーブポイントのないRPG(就活)に終止符を。
開発はローコストかつ高速開発が可能なノーコードツールを使用
株式会社ABABA(https://abababa.jp)は、ノーコードツールbubbleを用いた開発により、就職活動に全く新しい価値をもたらすサービス、『ABABA』をリリースしました。
メンバーには、NoCodeCampの公認bubbleエキスパートである私、
けい@コードを書けないCTO/ノーコードbubble エンジニア(https://twitter.com/NoCoder_K)も参加し、ノーコードbubbleでの事例として注目を集めました。
【就職活動を経験する全ての学生に向けて】
ABABAを開発することになった経緯は、創業者の友人の経験が元になっています。
彼は大学生で、就職を考え始めたときからずっと「俺はD社に行く。D社が大好きだ。一生を捧げる。」と言っていました。そして2020年の6月、彼はその企業の最終面接まで進むことができたのですが、残念ながらそこでお祈りメールをもらってしまいました。その後、飲みの席で彼は「また1からのスタートじゃねぇか!!」「もう二度とD社が宣伝してる商品は買わねぇ。」と暴言を吐きまくっていました。
ただ、ここで、なぜ「一生を捧げる。」とまで言った企業のことをそこまで嫌いになってしまうかを考えてみると、現状の就職活動の「面接で落ちてしまうとそれっきり。」という課題に気が付きました。
最終面接まで頑張って進んだのに、落ちてしまうとお祈りメールをもらってそれまでで、また他の企業の面接を1から受けていく必要がある現状の課題。
ドラクエのようなRPGをセーブできずに進めるような就活が、これまでの新卒就職活動のスタンダードでした。
ABABAはこの非効率な就職活動の世界に「セーブポイント」を作り、そこまでの頑張りを評価してもらえるような世界を作ります。
【企業の人事の方に向けて】
採用に関わった人事の方であれば、「優秀な学生だと思って面接合格させたけど、役員面接・社長面接で落とされてしまった…。」「採用人数が絞られてしまい、採用したい人材なのに泣く泣く落とさざるを得ない。」「いい子だけどうちには合わないな…でもあの企業になら合いそう!」と思った学生がたくさんいたはずです。
そんな学生の今後をABABAで他社に推薦し応援することで、人を採用する上で確実に生じる悲しみを減らして欲しい。その上で落ちてしまった学生ともいい関係を構築・継続して欲しいと思っています。
企業側のABABA利用メリット
- 0円採用が可能
自社で推薦した学生が他社に内定した場合、採用時に使える5万円のクーポンをお渡するので、推薦すればするほど「安く」採用もできるサービスになっています。さらに期間限定で初年度ユーザー企業様に関しては成果報酬を20万円/学生 にさせて頂きますので、「推薦した学生4人が他社内定で、ひとりの採用がタダ」になります。 - 候補者体験CXの向上
ABABAは落選者の候補者体験CXを「他社への推薦」で向上させるサービスです。そのCXに満足した候補者であれば「不採用」であったとしても、「再度応募する」率が80%もあるので、中途人材のタレントプールとして活用が可能です。さらに、「あの会社、落とした私にまで優しい会社だったよ!」と友人や後輩にオススメする率が62%もあるので、次年度以降、志望度の高い学生がリファラルで増えていきます。また、企業の顧客となりたい!と答える候補者も53%いるので、収益面でもお役立ちできます。 - 採用のコスト削減とマッチ精度の向上
ABABA は最終面接まで残れた学生だけが登録しているので、ある程度能力が担保された学生にだけフィルタリングされており、膨大な数の学生から優秀な学生を探す手間が省けます。同時に、他社の人事による面接評価を確認することができます。
さらに、他社の人事による学生評価が自社の人材要件に合致していた場合、最低限の足切り部分の採用フローをカットし、時間的なコストも削減することも可能です。また、そういった採用フローをカットしたオファーは学生にとっても魅力的なのでオファーの受諾率も高くなります。
ABABAサービス概要
従来、企業は不採用になった学生に対して、無機質なテンプレのお祈りメールで不採用を通知していました。ABABAのユーザー企業はお祈りメールで「あなたはうちでは採用できなかったけど、素晴らしい学生なので、弊社の最終面接まで進んだ学生としてABABAで推薦し、あなたのこれからの就職活動を応援させてください。」という文面で、ABABAへの登録を学生に促します。
不採用通知に記載された企業ごとの URLから、学生がユーザー登録すれば、その企業の最終面接まで進んだ学生として登録されます。
次に、面接を担当した人事がその学生の面接評価コメントによる推薦文を任意で入力します。
これにより、その学生がどの企業の最終まで進み、どこに強みがあるのか、ただなぜ採用に至らなかったのかの情報が掲載された状態で、オファーを送れる学生一覧に表示されます。
そして、他のABABAユーザー企業はこのような学生に対して採用オファーを送ることができ、1人採用するごとに成果報酬をABABAにお支払い頂く。というサービスになっています。
ABABAをNoCodeCampの共同イベント
2021年1月9日㈯には、ABABAの創業メンバーとNoCodeCampの共同イベントも開催され、120名もの参加者が集まりました。ノーコードでの開発事例として話題性を呼び、開発秘話や今後の展望などを語ってくれました。
ノーコードbubbleの国内の事例として、今後の発展をご期待ください!
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