自動化ツールのIntegromatは、2022年2月22日、「Integromat 」は、「Make」に進化することを発表した。
サーバーをAWSへ移管し、新プラットフォームへ
今回詳細の経緯としては、Integromat は、2020年10月 ドイツのセロニス(Celonis社)に買収され、今日まで、Integromatとしてサービスを提供してきたが、Integromatのサーバーがチェコにあったため、グローバル展開を鑑み、データの基盤をAWSへ切り替えしたことを気に、移管後のサービス名を新しく「Make」という名前としたようだ。
Make リリースより
私たちのユーザーはユーザーではなく、メイカーズであるということです。ノーコードツールとは、コードを書かずにビルドや自動化を可能にするツールのことです。私たちは、それ以上のものを提供します。それは、開発を民主化し、プロセスを具体化し、技術的なスキルに関係なくチームのコラボレーションを促進するビジュアル言語です。「Make」は短く、現代的で、スペルも発音も簡単です。Makeは、私たちのプラットフォームでユーザーが行うことを表現する動詞です
Integromat evolves to Make – our new brand and flagship platform
新しいMakeのページ。いままでIntegromatで使っていたAppも健在のようだ。
Makeの管理画面
実際にIntegromat から、makeへの移行を行ったが色が紫に代わる以外に、特に支障となりそうな変更はなさそうだった。ただし、パフォーマンスの向上や、いくつかの機能制限が存在している模様。
新機能について
Makeで利用できる新機能/機能については、主に以下の通り、
- Makeは、ライブストリームの実行の詳細とともに、すべての自動化のステータスに関する前例のない洞察を常に提供します。
- 並列Webhook実行を使用して、他のアプリケーションからの大量のインバウンド要求にほぼリアルタイムで応答します
- Makeには、自動化プラットフォームを自動化して、パブリックAPIで最も風変わりなニーズを満たすための主要な機能が含まれています
- Makeには、プラットフォームの使いやすさに対する重要な改善も含まれており、自動化を構築しながら、習熟度と正確さでより速く移動できるようになっています。
データの保管に関しても、Makeには、スケーラビリティとパフォーマンスの向上を提供するプラットフォームのアーキテクチャの根本的な改善が含まれています。また、お客様が選択した地域、ヨーロッパまたは北アメリカ(今後さらに多くの地域)でホストされる重要なプロセスを実行できることから、お客様にメリットをもたらします。
https://www.make.com/en/integromat-evolves-to-make
現在のIntegromatを使っているユーザーはどうなる?
なお、今回の発表により、Integromatのサービスは、2023年にサポート終了となっている。
そのため、現在Integromatを使っているユーザーは、makeへのアップデートを早めに行った方が良さそうだ。
Integromat から Makeへの移行に関しては、以下のアドレスから移行ツールが提供されている。
https://migrate.make.com/
Make の機能FAQ
https://www.make.com/en/help/about-make/faqs
他、ブログなど
早速makeの変更について上げているYoutubeがあったので参考に記載