デジタル×メンタルヘルスで、コロナ禍におけるメンタルヘルスセルフケアをサポートするアプリ『Mindify(マインディファイ)』を運営する、株式会社Mindify(本社:東京都調布市、代表取締役社長:石村渉)は、同アプリのβ版をAppStoreおよびGooglePlayStoreにて先行リリースいたしました。
メンタルヘルス・セルフケアアプリ Mindify(マインディファイ)って?
人間のこころも体と同じように、具合が悪くなったらあたたかくして寝るなど、
それ以上不調にならないように予防したいですよね。
しかしそれがどのような状態であれば具合が悪いのか、
そのときにどのような予防をすればいいのか、
日々いそがしい高度ストレス社会においてはなかなか見えてこない。。
バタバタ走り回ってるうちに一日が終わって、そんな事考えてる暇は無い方がほとんどかなと思います。
僕はIT業界に長くいまして、昔に比べると労働時間・環境はマシになってきているものの、
それでもメンタルの不調により休職・退職をする仲間を多数見聞きしてきました。
自身はマネージャとしてメンバーやパートナーさん達と、一人ひとりと週次・隔週で1on1ミーティングを行ったり、
少しでもケアができないかと日々考えていました。
そんな中、すごく感じたことは、
(当たり前なんですが)メンバーのモチベーションやメンタルのケアが最も重要だということです。
人として考えても当然なんですが、
企業として、売上・利益目標を達成する営利集団の視点として考えても、最も重要です。
メンバーが精神的に健康な状態で、ワクワクして、元気に明るく、前向きに仕事に取り組んでるチームと、
絶望的なコンディションで辛そうに仕事してるチームでは、
圧倒的にパフォーマンスが違います。(当たり前なんですが)
会社としても個人としてもメンバーのモチベーションやメンタルのケアが最も重要であり、
レジリエンス教育こそが今の日本の課題の一つでであると気づき、
メンタルヘルス事業を始めることを決意しました。
Mindifyは、
一人ひとりが自分の心の状況を把握し、セルフケアができるようになったら・・・
そして管理職や経営者の方々もその重要性に気付きメンバーとの向き合い方を変えていけたら・・・
そんな思いから作られたアプリです。
海外では当たり前に行われてるレジリエンス教育がまったく浸透していない日本の現状。
一人ひとりがレジリエンスとは何かを学び、企業やマネジメント層が考え方を変えていくことで、
誰もが楽しく仕事が出来る世界にしていきたいですよね!
レジリエンスとは?
「レジリエンス」
・・・耳慣れない言葉ですよね。
僕も最近まで知りませんでした。
心理学におけるレジリエンスとは、ざっくりいうと
「困難な状況でもうまく適応していく力」です。
折れない硬い心・・・というイメージでは無く、
どちらかというと「竹のように弾力のあるしなやかさ」のイメージですね。
ストレスやプレッシャーを乗り越える力。
それは人生には欠かせません。
キャリアの途中で心が折れてしまうことで、仕事のやりがい・生きがいを失ってしまうことも有るからです。
そこで注目されているのがレジリエンスです。(日本ではまだまだ認知度が低いですが・・・)
海外では40年近く研究が続けられているそうで、企業ではレジリエンスを鍛える研修が行われてもいるそうです。
欧米では多くの学校にてレジリエンス教育を導入しているとの話もあります。
今後間違いなく大事な教育だと思うので、日本にもいち早く導入していきたいですね。
メンタルヘルス・セルフケアアプリ Mindifyはどんな機能があるの?
このアプリでは大きく分けると以下の機能があります。
・メンタル状態を安定させるためのマインドフルネスなどの呼吸を促す音声動画
・レジリエンスについてのコラム
・現在の自分のメンタル状態をチェックする機能
などがあります。具体的には以下のような感じですね。
こんなコンテンツが楽しめます
- 1日5分で集中力爆上がり!のマインドフルネスセッション
- その日のストレスその日のうちに!すっと心が軽くなるストレスリリースセッション
- 気づいたら夢の中へ!3分で眠れる入眠サポートセッション
- 逆境や困難を克服!心を鍛えるレジリエンスプログラム
- あなたのストレス状況を色で診断!メンタルカラー診断
- あなたのこころのしなやかさを診断!レジリエンス診断
こんな方におすすめ
- 日々ストレスを感じている方
- 夜なかなか眠れない方
- 睡眠の質が気になる方
- メンタル不調で休職せざるを得なかった方で復職を目指している方
- ITエンジニア(納期におわれる)
- 管理職の方(いたばさみにあう)
- 人間関係の重たい仕事の方
- レジリエンスに興味のある方
ノーコードAdaloでどんなことが出来るの?
今回のアプリはSwiftやKotlinのようなスクラッチでの開発ではなく、
Adaloというノーコードツールを用いての開発を行いました。
AdaloはiOSおよびAndroiのネイティブアプリを作れるノーコードツールです。
非常に優秀で使い勝手のいいAdaloですが、なんでも出来るわけではありません。
ノーコードなのでやはり実現出来ることに制限があります。
しかし、スタートアップでは限られた予算の中で最速でのビジネス展開が求められます。
ノーコード・ローコードを駆使して、制約が有る中で、
ツールの中で出来ることの中から組み合わせ、アイデアを出し、工夫し、作り上げていく・・・
難易度は高いですが、やりがいがありますし、、、やはりスタートアップは面白いですね!
さて、今回Adaloで作った機能は、システム的に大きく分けると
- 動画機能
- 診断機能
になります。
ノーコードAdaloで動画機能
今回はメンタルヘルスケア用のアプリなので、呼吸のセッション動画や、レジリエンスを向上させる動画などを用意しております。
Adaloではこういった動画を表示するアプリも作れます。
AdaloのMarket Placeのコンポーネント「Plyr Video」を使うことで実現可能です。
ただAdaloのデータベースには画像をアップロードできますが、
直接動画をアップロードすることは出来ません。
ですので、今回はdropbox上に動画を置き、それを参照する方式を取りました。
この時、ちょっとした工夫が必要なのですが、dropboxのURLをそのままでは使えません。
「https://www.dropbox.com/s/xxxxxxxx/xxxxxx.png?dl=0」
こんな感じのURLですが、これを
「https://dl.dropbox.com/s/xxxxxxxx/xxxxxx.png」
みたいな感じに、wwwをdlに変えて「?」以降を削除する、という作業が必要です。
これだけやれば、動画再生機能がAdaloで実現できます!
Adaloで診断機能
Mindifyでは、メンタルヘルスケアを自身で出来るよう、簡易的なセルフチェック機能も設けています。
こんな感じです。
このように、結果を色で診断する、「メンタルカラー診断機能」なんてものもあります。
さて、この機能ですが、
Adaloで実現するにあたり色々壁がありました。
まず、ラジオボタンが使えないという点です。
やはりドロップダウンリストよりはラジオボタンで選択させたほうが楽なのは楽なので、
実装したいところでしたが、ノーコードキャンプの有識者にも相談し裏技的なやり方もあったものの、
バグがあるなど中々うまくいかず、ドロップダウンリストにしました。
こういうかゆいところに手が届かない点もノーコードの弱みではありますが、
それでも逆に言うと、この辺をベストではないもののサービスとして成り立つレベルの代替手段で許容することで、サービスを前に進められる。
そういう工夫などもノーコードの面白さであり、スタートアップ企業からみると魅力的なところかなと思います。
メンタルヘルスケア、レジリエンスに興味をもった方は、是非ダウンロードしてみてください!
iphoneアプリ https://apps.apple.com/jp/app/id1609928173
Androidアプリ https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mindify.mindify