2022年3月の更新情報
本記事は、Airtableの公式情報を日本語に修正したものです。
いくつか日本語を訳すにあたり省略している部分もあります。
Airtableの3月の更新は、URLパラメーターの実装 が大きかったように思います。
また、自動化と数式のエラーを発見する新機能で、関数計算ができやすくなるよう、UI部分の改善もすこしずつ進んできました。
全体動画
今月は、数式や自動化機能の改善、フォームの新しいURLパラメータなど、多くの製品アップデートをご紹介します。
複雑な数式を色分けして見易く
数式エディタの改善によるエラーの減少と読みやすさの向上
計算式は、データを計算し、フォーマットするための強力な方法ですが、ベース上で直接それらを構成することは困難です。
そこで、syntax highlightingとbracket matchingを導入し、数式の各パーツをより読みやすく、理解しやすくしました。また、余分なスペースやブラケットの欠落など、修正が必要な箇所には赤い線が表示されます。
さらに、複数行の編集とインデントも追加されたので、長い数式を一口サイズに分割することもできます。
Add a formula field and start editing
Automation のエラーが見やすく
エラーの特定に役立つ新しいビジュアル
オートメーションがうまくいかず、どこに問題があるのか分からないまま失敗したことがある方におすすめです。
自動化のステップの横に「注意」のマークが表示されるので、どこに問題があるのかがよくわかります。また、更新が必要なフィールドが表示されるので、自動化の導入に一歩近づきます。
新しいURLパラメータを使用して、プリフィルドされたフォームフィールドを非表示にする
投稿者に見られたくないフィールドを隠す
フォームビューは、個人から情報を収集し、データベースに保存する便利な方法です。しかし、特定のプリフィルドフィールドを送信者に見せたくない場合、例えば、特定の機能やチャネルを内部的に追跡するために使用しているフィールドを見せたくない場合はどうすればよいでしょうか。
この新しいURLパラメータを使用すると、事前入力フィールドを非表示にすることができます。URLの末尾にhide_FieldNameOrTitle=trueを追加し、「FieldNameOrTitle」を隠したいフィールドの正確な名前に置き換えます。
フィールドのアイコンを追加、識別エクスペリエンスに関するアップデート
レコードの拡張と編集の操作性を改善しました。これらの変更により、レコードをより理解し、編集することができるようになります。
フィールドのアイコンを追加し、フィールドの種類を簡単に識別できるようになりました。
編集可能なものと不可能なものがわかるよう、無効・読み取り専用状態をより明確にしました。
余白を増やし、プレースホルダーテキストを削除し、情報アイコンのサイズを小さくすることで、コンテンツをより読みやすくしました。
CSVのインポートがより簡単になりました
ベースの既存テーブルにCSVファイルをインポートできるようになりました。使用したいテーブルの名前を右クリックし、「Import data」にカーソルを合わせると、ファイルをアップロードすることができます。
元記事
What’s new in Airtable: March 2022
ライターからのコメント
今回、URLパラメーターの部分がかなり良くなったと思います。私のブログでも書きましたが、隠しパラメーターを事前に設定することで、コンバージョンが図りやすくなっています。
AirtableのFormで事前登録されたFieldを非表示にする。流入元判定(UTMパラメータ)
関数やAutomationのエラー判別も、これからAirtableを触る初心者には、嬉しい機能ですね。