バックエンドに必要な機能を構築できるSupabase

バックエンドに必要な機能を構築できるSupabase

Supabaseは、2020 年にシンガポールを拠点とするスタートアップでから提供されるFirebaseに代わるソフトウェアとして誕生しました。ユーザー認証やデータベースといったバックエンドに必要な機能を構築し、かつリアルタイムで展開ができるオープンソースプラットフォームです。2021年 4 四半期にわたり、世界で最も急速に成長しているオープン ソース企業の 1 つになりました。

https://twitter.com/supabase/status/1413161202805624841?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1413161202805624841%7Ctwgr%5E7c3eaefa145d00b136205ba8086f884ae0a05c8f%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Ftsubasa.tech%2F%3Fp%3D1102

Supabase の機能

Supabaseでは以下の機能を提供してます。(2023年1月時点)

Database  ・・データベース

Storage ・・画像、GIF、およびビデオなどの大容量ファイルの格納

API ・・外部とサービスをつなぐAPIを生成

Auth   ・・認証 User権限を付与することができる。SNS認証(Google,Facebookなど)

Edge Function ・・AWS LambdaやAzure Functionsのようなサーバーレスアーキテクチャ

Observabillty ・・監視 ログのトレースとデバッグ

【引用】https://www.supabase.jp/docs/

*DatabaseとStrageの違い

データベースとは、データの検索、問い合わせ、操作を容易にする方法で構造化されたデータを保存し、整理するためのシステム。データベースは、大量のデータを保存し、複数のユーザーによるデータの保存、検索、操作を同時にサポートするためによく使用される。

一方、ストレージは、ハードディスク、クラウドストレージサービス、ネットワーク接続型ストレージデバイスなど、データが保存されている物理的な場所を指します。ストレージは通常、データの組織や構造そのものを指すのではなく、データを保管する場所を指すのに使われる。

つまり、一般的にデータベースはデータを整理して保存するためのシステムであり、ストレージはそのデータが物理的に保存されている場所ということになる

Supabaseの利用方法

Supabaseのメリット

  • オープンソース
    • Supabaseはオープンソースのプラットフォームです。ソースコードが自由に利用でき、誰でも修正・拡張することができます。
  • ホスティング
    • ベンダーに依存せず、開発者は独自のインフラストラクチャの設定や保守
  • RDB
    • FirebaseにはNoSQLデータベースのFirestoreがありますが、RDBになれた人には、Supabaseの方が使いやすいはずです。

料金

Supabaseのセルフ・ホスティングは無料です。
クラウド・プラットフォームをご利用の場合に有料となります。(2023年1月時点)

  • Free (無料)
    • 500MBまでのデータベース、1GBのファイルストレージ
    • Social Auth 
    • 50,000 人/月のアクティブユーザー
    • ログ1日分

*Freeプランは、1週間使用されないと一時停止されます。

  • Pro(25$/月)
    • 8GBまでのデータベース、100GBのファイルストレージ
    • 50GBの帯域幅
    • 100,000 人/月のアクティブユーザー
    • 未利用時のサーバ停止無し

  • Enterprise(相談)
    • Enterprise OAuth providers
    • SOC2
    • オンプレミス support
【引用】https://supabase.com/pricing

Supabase学習おすすめコンテンツ

公式ドキュメント
有志によるコミュニティー・ベースでの活動で、Supabaseドキュメントの日本語訳を公開しています。

Supabase Blog

公式のブログです。頻繁に投稿されてます。

FluttreflowとSupabaseの接続

まとめ

BaaSというサービスは、なかなか聞き覚えにくいサービスですが、Supabaseは、Firebaseに代わるオープンソースのソフトウェアとして今後注目できるサービスだと思います。ノーコードでのアプリケーションづくりに少し慣れてきた方は、次のステップとして外部データベースで運用してみることを考えても良いでしょう。

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